漢方相談の流れ

店頭での漢方相談の流れをご説明します。

1. 望診

お客様からの視覚による情報です。
例えばお体の動き具合や歩き方をみます。その他には眼の力や目つきも参考にします。又お顔(皮膚)の色具合・つやをみます。後は爪や髪の毛、唇・歯茎などを参考にします。
一番よくするのが舌の色具合・つやをみます。舌の苔もお体の今の状態を判断するのに参考になります。

2. 聞診

お客様の声の力具合や例えば咳がでるかたであればせきこむような咳であるかもしくはカラ咳であるか痰をからむような咳であるかなどを音によって聞き分けます。そのほかにもお通じの便臭や尿の量・色なども参考にします。

3. 問診

お客様が今一番悩まれている症状や今までの経過をなるべく詳しくお話下さい。漢方をお出しする上で最も重要となります。もしいらっしゃって思いだせないようであればメモなどにお書きいただいても構いません。お客様の主訴が一番大切となります。

4. 切診

薬局ですので脈を直接触れてみることはできませんので当店では血液の流れ具合が測れる血流計を参考に致します。本来は手の指を使って脈の速さや脈が充実しているかをみます。こちらの器械は医療機関でも使用されているものですので精密に血管の状態がわかります。

5. 最後の確認

お客様の症状・体質にあった漢方薬をお選びしてお薬のご説明や飲み方をお話し致します。漢方薬はお客様の今のお体の状態を自然に少しでも元の状態に戻すようにしてくれます。ただ日頃の食事や生活を一緒に少しでもかえることでもっと早くよりいいお体にしていけます。
その他日常の生活での注意点やお食事のアドバイスも行います。他にも疑問などありましたら遠慮なくご相談いただけます。